わずか14分で炊きたてご飯、ひとり暮らしに大人気の弁当箱型炊飯器

最短14分で、手軽に茶わん1杯分のごはんが炊けるコンパクトな炊飯器が人気を集めています。その名も「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」。販売するサンコーは「仕事から疲れて帰ってきても、すぐに炊きたてご飯を食べられます」と、主にひとり暮らしの方をターゲットにしています。
サイズは幅24センチ、奥行き10センチ、高さ8センチの長方形で、電源ケーブルを含めて重さは約840グラム。弁当箱型にしたのは、「オフィスなどに持って行きやすようにするため」と「炊きあがってから茶わんに移さずそのまま食べられるようにしたため」といいます。本体は防水仕様なので、炊飯器ごと洗うことができるそうです。
(この記事は、2020年2月5日に旧DANROで公開されました。記事内の情報は当時のものです。新しいDANROへの移行についてはこちらをご覧ください)

同社によると、単身生活者向けに開発したため、場所を取らない大きさにこだわったそうです。ただ、釜の底のヒーターが小さくなると火力が落ち、炊きあがった時の味にも影響します。コンパクトでもふっくらとおいしく炊けるようにするため、ヒーターの大きさが最大になるように配置を調整。底面を囲むように「底面強力ヒーター」を搭載し、釜の側面まで効率よく熱が伝わるようにして「かこみ炊き」を実現したと説明しています。

2019年12月に発売しましたが、わずか2日で完売という人気ぶり。発売1カ月で1万台を受注したといいます。

主な仕様は、最大炊飯量は1合(0.18リットル)、炊飯時間は0.5合で約14分、1合で約19分半。同社広報は「予想をかなり上回る状況で売れています」と話しています。