DANROとは
DANROは「ひとりを楽しむ」をコンセプトにしたウェブマガジンです。
2018年5月、朝日新聞社の社内プロジェクトとして創刊しました。ひとりで暮らしている人やひとりの時間が多い人、ひとりを楽しみたい人に向けて、個性的なオーサーたちのコラムやインタビュー記事、ひとりのときにオススメの飲食店や娯楽を紹介してきました。
「ひとり」のポジティブな面に目を向けたい
「ひとりを楽しむ」をコンセプトにしたのは、単身生活者が年々増え、ひとりで暮らしたり、ひとりで働いたりすることが珍しくなくなっているにもかかわらず、「ひとりでいること」「ひとりで行動すること」に対してどこかネガティブなイメージがつきまとっていたからです。
しかし、ひとりで自分自身と向き合って時間を過ごすからこそ得られる貴重な体験や発見があるはず。人生を豊かにする「ひとりのポジティブな側面」にもっと目を向けてほしい。
そんな思いで、DANROというメディアを立ち上げました。
その後、運営主体が朝日新聞社からコルトネット(編集長の亀松太郎の運営会社)に代わりましたが、いまも「ひとり」をテーマにしたウェブマガジンとして、読者を集めています。
ふらっと立ち寄れるバーのような空間
ところが、2020年から始まったコロナ禍で、人と人が会えないことのマイナス面が問題となりました。「ひとり」でいることの辛さを嘆く声も聞く機会が増えました。
DANROはそのドメイン「danro.bar」が示すように、人が気ままに訪れて、ときには誰かと言葉を交わす「バー」のような空間を意識しています。
ひとりで過ごしたいときもあれば、誰かとつながりたいときもある。そんな人が多いのではないでしょうか。
気が向いたときにふらっと訪れて、さまざまな人々のさまざまな物語に触れながら、ちょっと自分と向き合ってみる。DANROは、そんな体験を提供することをめざすメディアです。