DANROとは
DANROは「ひとりを楽しむ」をコンセプトにしたウェブマガジンです。
2018年5月、朝日新聞社の社内プロジェクトとして創刊しました。ひとりで暮らしている人やひとりの時間が多い人、ひとりを楽しみたい人に向けて、個性的なオーサーたちのコラムやインタビュー記事、ひとりのときにオススメの飲食店や娯楽を紹介してきました。
「ひとりを楽しむ」をコンセプトにしたのは、単身生活者が年々増え、ひとりで暮らしたり、ひとりで働いたりすることが珍しくなくなっているにもかかわらず、「ひとりでいること」「ひとりで行動すること」に対してどこかネガティブなイメージがつきまとっていたからです。
しかし、ひとりで自分自身と向き合って時間を過ごすからこそ得られる貴重な体験や発見があるはず。人生を豊かにする「ひとりのポジティブな側面」にもっと目を向けてほしい。
そんな思いで、DANROというメディアを立ち上げました。

運営主体が変わってリスタート
ところが、さまざまな事情により、2020年3月にサイトの更新を停止。DANROはしばらく、休止することになりました。さらに、DANROのサイト自体が消滅する危機を迎えました。
せっかく他にはないタイプのユニークなメディアなのに、なくなってしまうのはもったいない。そんな声が熱心な読者やオーサーたちから寄せられました。
そこで「DANROを引き継ぎましょう」と手を挙げたのが、創刊編集長の亀松太郎です。自ら運営する会社(コルトネット)でDANROを譲り受け、サイトを存続させることになりました。
2020年10月1日。それまでの広告中心のマネタイズモデルから、寄付型のサポーターズクラブモデルへの転換を掲げて、DANROは再出発しました。
「ひとり」をめぐる多種多様な物語を紹介したい
リスタート後も「ひとりを楽しむ」というコンセプトは変わりません。
ひとりが好きなオーサーたちの個性豊かな読み物や、ひとりを楽しむのに役立つ情報を紹介しています。一方、今後は、ひとりでいることの大変さ、しんどさにも注目し、どうしたら前向きに転換できるのかも考えていきます。
なぜかひとりになりたい夜、ふらっと訪れて、さまざまな人々のさまざまな物語に触れながら、ちょっと自分と向き合ってみる。DANROは、そんな暖かいバーのような空間を目指したいと思っています。
DANROのドメインである「danro.bar」には、そんな思いも込められています。
「ひとり」をめぐる多種多様な物語を紹介していきたいと思います。ぜひ、あなたの物語も教えてください。