ラム肉専門の「ひとり焼き肉」、新宿・歌舞伎町にオープン「女性も気軽に」

ヘルシーなラム肉を「ひとり焼き肉」できる店が、2019年12月18日に東京都新宿区歌舞伎町1丁目にオープンしました。ラム肉は低カロリー・高たんぱくで、最近では特に健康意識が高い女性に人気があります。今回は、女性でも気軽にひとり焼き肉を楽しんでもらいたいという狙いがあるといいます。
店舗名は「熟成仔羊(こひつじ)焼肉 LAMB ONE(ラムワン)新宿本店」。ラーメンチェーン「東京豚骨拉麺ばんから」などを展開する株式会社花研(本社・東京都豊島区、草野直樹社長)が初めて出店しました。ラム肉はニュージーランド産で、生後12カ月までの子羊。数週間熟成させたものを使っているといいます。
カウンターのみ23席、専用の焼き台で

店内は全席カウンターで23席。一席ごとにジンギスカンで使われる小ぶりの焼き台が置かれています。17日にあったメディア向け試食会では「贅沢(ぜいたく)熟成ラム3種盛りセット」(税込み2180円)と、スプリングラムチョップステーキ(同1本880円)が提供されました。
3種盛りは、肩ロース、特選ヒレ肉、ごまみそ漬けの肩ロースで、計150グラム。ごまみそ漬けは塩こうじ漬けにも変更できます。定食形式で、肉のほか、豆もやしやピーマン、タマネギが入ったグリル野菜がつき、ご飯は白米か十六穀米を選べます。さらに、たれ、わかめスープ、キムチがセットになって提供されます。グリル野菜の代わりにシーザーサラダにも変更できるそうです。

野菜を焼き台の縁に丸く置いて、中央の盛り上がった部分に肉をのせて焼いていきます。ジンギスカン定番のたれに漬け込んだ肉ではなく、鉄板で焼いてから、たれにつけて食べます。どの肉も赤身で柔らかく、ラム肉特有の臭みは感じませんでした。

栄養価の高い牧草で育てた子羊の肉
店の看板メニューのラムチョップは、調理された状態で提供されます。骨を持ってかぶりつくと、思った以上に柔らかくてクセがなく、ジューシー。ボリュームも十分で、食べ応えがありました。

スプリングラムは、南半球の春~初夏に栄養価の高い牧草を食べて育った生後4カ月~半年の子羊の肉。現地で1カ月ほど熟成させたものだそうです。
定食は、ごまみそ漬けラム肩ロースセット(税込み1680円)や、熟成ラム肩ロースセット(税込み1480円)のほか、単品で肉だけの注文もできます。
「おひとりさま」の女性でも気兼ねなく入れるように、店内は明るく清潔感のある内装デザインに仕上げたそうです。ヘアゴムや紙エプロンも用意しています。
草野社長は「体に優しい肉としてラムは女性に注目されています。首都圏では、まだジンギスカンはメジャーではありません。今回は定食スタイルにしたので、女性でも気軽に食べていただければ」と期待を寄せています。
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