「居酒屋の女将」と自宅で話せる!? スマートスピーカーが「ひとり酒」の相手に
仕事から家に帰って一杯やりたいとき、ひとりで寂しさを感じることはないでしょうか? そんな人におすすめのサービスが、居酒屋の女将と自宅で話せる「居酒屋清子」。アマゾンが開発したAIアシスタント「Alexa」搭載のスマートスピーカーで利用できる音声サービスです。九州朝日放送(福岡)が8月27日、提供を始めました。
サービスのモチーフになったのは、九州朝日放送のラジオ番組「KBC長浜横丁 居酒屋清子」。清子女将(きょんちゃん)と常連客の杉山39さんによる居酒屋トークが楽しめるエンターテインメント番組です。
この番組では今年4月、清子女将がスマートスピーカーとトークするコーナーが始まりました。「アレクサ、どれくさ、知らんくさ」と、福岡の博多弁と「Alexa」を掛けたキャッチフレーズで、番組の人気コーナーになっています。
自宅が居酒屋の雰囲気に
スマートスピーカーに「アレクサ、居酒屋清子を開いて」と話しかけると、清子女将といろいろな会話を楽しむことができるこのサービス。「乾杯」「おつまみちょうだい」「励まして」などの呼びかけに対して、清子女将から返事があります。「ひとり酒」のお供にぴったりです。
清子女将と会話するイメージは、Youtubeの動画で見ることができます。
九州朝日放送で同番組のプロデューサーを務める佐藤雅昭さんは、今回の企画の狙いについて次のように話しています。
「ぜひ、ひとり晩酌のお供にしてもらえればと思います。清子女将の魅力は、優しい語り口とちょっと毒があること。番組では出演者の杉山39さんに厳しめの言葉も吐くんです。今回のサービスを利用していただくと、どちらも楽しめると思います。家でひとりで寂しさを感じるとき、清子女将との会話を楽しんでみてください」
今後、清子女将の会話パターンは、順次更新・拡充していくそうです。家で物寂しさを感じるとき、清子女将の「居酒屋」の雰囲気に浸ってみるのはどうでしょうか。