中川翔子さんが案内する「シブいビルがナウい」ツアー オタクとオヤジの「聖地」探訪
東京にあるレトロな商業ビル、ニュー新橋ビル(港区)の商店会と中野ブロードウェイ(中野区)の商店街とがコラボして、それぞれのユニークな魅力をアピールしようとしています。
11月中旬に、2つのビルの「ディープなスポット」を巡るツアーを企画。タレントの中川翔子さんが案内人をつとめます。現在、ツアーの参加者を募集中ですが、ネット時代に逆行するアナログな応募方法なので注意が必要です(11月4日締切)。
東京を代表する「オタクの聖地」と「オヤジの聖地」
中野ブロードウェイは、JR中野駅からほど近い複合ビルで、日本初の商業施設を備えた高級マンションでもあります。マンガ専門の古書店「まんだらけ」などが入っていることから「サブカルの聖地」「オタクの聖地」などと呼ばれています。
一方のニュー新橋ビルは、JR新橋駅前の複合ビル。戦後、日本最大のヤミ市となった「新生マーケット」の再開発によって建てられました。こちらはサラリーマン向けの飲食店やマッサージ店などが多数入っていることから、「オヤジの聖地」と呼ぶ人もいます。
今回の「ディープツアー」は、両ビルの商店会や商店街振興組合が主催するキャンペーン企画「シブいビルのナウい商店街」の一環で、11月中旬に実施される予定です。タレントの中川翔子さんが、中野ブロードウェイのあまり知られていない場所や、ニュー新橋ビルのテラスなど「ディープ」なスポットを案内するといいます。
ツアーの参加希望者は、ニュー新橋ビルや中野ブロードウェイなどに置いてある「応募用紙」に名前・住所などを記入し、いずれかのビル内の店の「レシート」または「領収書」を貼ったうえで、ニュー新橋ビルまたは中野ブロードウェイ内に置かれた「応募箱」に入れます。
応募期間は11月4日(日)まで。抽選で、10組20名がツアーに招待されます。
「怪しげかもしれないが、レトロで味わい深い魅力がある」
広報を担当するアドインクスの堀井有香さんは、「ニュー新橋ビルは駅前にありながら、どこか怪しげでオジサンが多いイメージがあって入りづらいという人もいますが、中野ブロードウェイ同様、レトロで味わい深い若い人にも好きになってもらえる魅力があります。その2つのビルを知ってもらえれば」と、ツアーの意図を語ります。
また、ネットから応募できず、あえて「アナログな応募方法」を取っていることについては、次のように話してくれました。
今回のキャンペーンでは、ディープツアーのほか、ニュー新橋ビルや中野ブロードウェイで撮った“シブい”写真の投稿企画も実施。個人が撮影した写真に、ハッシュタグ「#ニュー新橋ビル」または「#中野ブロードウェイ」をつけてインスタグラムに投稿してもらうよう呼びかけています(11月30日まで)。
投稿した人のなかから「ニュー新橋PR大使」と「中野ブロードウェイPR大使」が3人ずつ選ばれ、「PR大使認定カード」とインスタントフィルムカメラが贈られます。