スモーキーなチーズで「ひとり晩酌」を贅沢に! 自宅で簡単「燻製メーカー」
自宅で手軽に、チーズやジャーキーを「燻製」の香りがついた一品にできるーー。そんなユニークな商品があります。家電製品の販売などを手がけるサンコー(東京都千代田区)が2018年12月中旬に発売した燻製メーカー「燻煙加香(くんえんかこう)」です。
燻製というと、野外で大がかりに調理するイメージがあります。時間と手間がかかるため、都会のマンションなどで暮らしている人には縁遠いかもしれません。
しかし、この燻製メーカーは、スモークチップを燃やした煙をチーズなどに吹きかけることで、燻製の「香り」をつけることができます。サンコー広報のえき晋介さんは「ひとり晩酌のときにおすすめです」と話しています。
シンプルな使用方法
使用法は簡単です。まず、チーズやゆで卵など「スモーキー」にしたい食材を、袋やボウルなどに入れて密封します。そして、市販のスモークチップひとつまみを燻製メーカーにセットし、チューブの先端を袋やボウルに差し込みます。電源を入れてファンを回し、ライターでスモークチップに火をつければ、煙が食材の入った袋やボウルに流れ込みます。
1分程度で袋やボウルに煙が充満します。電源をオフにして密封し、5分ほど待てば、スモーキーないい「香り」が付いたチーズやジャーキーができあがるとのことです。種類の違うチップを買って、香りの違いを楽しむのもおすすめだそう。
燻製の香りをつける食材としては、チーズやゆで卵、ジャーキー、ナッツ、たらこ、おしんこう、豆腐などが考えられます。また、普通の燻製法では調理できない、サラダやお刺身、飲み物なども香りづけが可能です。いろいろな食材を試してみるのもよさそうです。
「ひとり暮らしにおすすめ」
サンコー広報のえき晋介さんは、「ひとり暮らしの人」はぜひ使ってみてほしいと語っています。
「燻製は屋外などで大掛かりにやるので、ひとり暮らしの人は自宅でやろうと思わないかもしれません。しかし、この燻製器を使えば、自宅で気軽に燻製の香りを楽しむことができます。コンパクトな手のひらサイズなので、収納場所にも困りません。
特にひとり晩酌のときにおすすめです。いつも同じおつまみばかりを食べているという人も多いかもしれません。ちょっと違う香りをつけることで、味わいが変わります。ひとり晩酌を少し贅沢にしてみるのはどうでしょうか?」