女性が知るべき「おひとりさま生活」 南果歩&石井哲代が本音を語る

『週刊文春WOMAN』2023年春号

株式会社文藝春秋は3月22日、『週刊文春WOMAN』の春号を発売しました。今回の特集のテーマは「おひとりさまで生きる」。42ページにわたって様々な角度から「おひとりさま」の生活を紹介しています。

表紙を飾るのは、香取慎吾さんが描いた作品「ソロダンス」です。 特集は、著書『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』(文藝春秋)がベストセラーとなっている石井哲代さんと、お笑いタレントの矢部太郎さんの対談です。

「手の甲はしわしわだけど、手のひらはつるつる。ひっくり返せばええこともあるんじゃけ」

こんなふうに語る石井さんは、102歳の今も一人暮らしを続けていることで知られています。その秘訣を矢部さんが聞き出します。

また、映画やドラマで活躍する南果歩さんが、脳科学者の中野信子さんと対談。2度の結婚と離婚を経験した南さんが、その後の境地について率直に語っています。

「私は学習したの。困っている人ではなくて、今、幸せである人を見つけたほうがいいということを。今幸せだという状態のほうが、謙虚に振る舞う必要もないし、その人本来の姿を見ることができるでしょう」(南さん)

さらに『週刊文春WOMAN』春号では、高倉健さんのパートナーであった小田貴月さんが初めて素顔を明かしています。彼女が高倉さんとの出会いから最期までを語るインタビューが掲載されています。そのほか、「ひとり終活」についての考察や「おひとりさま文学」の傑作ベスト24など、多彩な内容が収録されています。

「人生100年時代が進む中、平均寿命が男性よりも長い女性の場合、誰もが最後は〝おひとりさま〟になることを想定する必要が出てきました」

こう指摘するのは、『週刊文春WOMAN』の井﨑彩編集長。現在65歳以上の世帯のうち、31.7%が単身女性である事実を踏まえ、次のようにコメントしています。

「配偶者との死別、非婚、離婚……理由は様々ですが、その数はこの20年で約2倍になっています。そこで、いま女性が最も知るべき情報として、今回の特集を組みました」

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