“ひとり飯”好きが集う「DANRO ひとり美食倶楽部」初イベントを開催!
2019年9月25日、「DANRO ひとり美食 倶楽部」スタート記念イベントが東京・青山で開かれました。
舞台は「燻し、焦がす」料理店THE BURN
「DANRO ひとり美食 倶楽部」は、ひとりでする外食だからこそ、徹底的に上質な内容を求めたい。そんなこだわりを持つ方のための情報交換コミュニティーです。
倶楽部を率いるリーダーは、自らも「ひとりご飯上手」なソムリエール・真鍋摩梨さん。今回の舞台は、ドライエイジングビーフの有名店である東京・青山の「THE BURN」です。『ミシュランガイド東京 2015~2018』で4年連続一つ星に輝くフレンチ「ジャン・ジョルジュ トウキョウ」の初代シェフを務めた米澤文雄シェフが開いた、その名も「燻し、焦がす」料理店で、肉はもちろん野菜にこだわっていることでも知られています。
「この店は、カウンターバーもあるし、今日みなさんが座っている大テーブルで食べてもいい。名店だけど気軽にひとりで来ることができるところがいいんです」
と、真鍋さんが、この店を選んだ理由を話します。
時折、炎の上がるダイナミックなオープンキッチンの広い店内は、バーでひとり飲みを楽しむ人、しっかり料理を堪能するグループが大勢いて、心地よくざわめいています。
ニューヨークあたりではよく見るけれど日本ではあまりないスタイルに、「こんなにぎやかな店で楽しむひとり飯もまたよさそうですね」と、参加者たち。
料理とワインのペアリングを楽しむ
1杯目のスパークリングワインで乾杯ののち、食事をスタート。次回ひとりで来るときの参考になるようにとシェフが提案してくれたメニュー3品に、真鍋さんが店のリストから選んだワインをペアリングしていきます。
「レモンとピリ辛の青唐辛子が絡んだケールが、食欲をどんどん刺激してくれる。ナッツ香が鼻腔をくすぐる冷えたスプマンテとはなかなかポップな組み合わせだと思ったんだけど、とても新鮮なマリアージュですね」(参加者)
「細麺を焼きそばのように固めにソテーしてあるパスタの食感に、オニオンフライが絡みつく。おかわりしたくなるくらい美味しい! ワインは、冷えた状態ではチャーミングなロゼなのに、室温で少し温まってくると魅力的なボリュームが出てくる。パスタとの組み合わせが最高にいい」(参加者)
「直火で焼いたドライエイジングビーフのステーキの香ばしさに、程よい樽の焦げた香りが溶け込んだ赤ワインがよく合っています」(参加者)
と、参加者も料理とワインのマリアージュに満足した様子。
米沢シェフが語る素材へのこだわり
料理を堪能したところで、米澤文雄シェフがテーブルに登場。「レストランを日常に」というコンセプトや、良質な食材をシンプルに組み合わせるというスタイル、そして、今回提供した新潟県阿賀野市で生産されている「あがの姫牛」など、素材へのこだわりについて語ってくれました。
それぞれひとりで来ていた参加者の気持ちも食事が進むにつれてほぐれていき、「ひとり日本酒だったら、おすすめの店は?」「これまでのひとり旅でよかったところとおいしかったものは?」など、活発な情報交換がおこなわれていました。
「燃え上がる調理場の炎と香りで食欲と期待値を否が応でも盛り上げられていたのですが、料理もワインも素晴らしく、満足感で満たされた夜でした。久しぶりに体験した新鮮なマリアージュでした」(参加者)
「時間とともに他のゲストとも会話が弾んで、心地よい時間となりました。今回はグループでの会食でしたが、今度は仕事の帰りにひとりで寄ってみようと思います」(参加者)
「ひとり美食」を愛する人の輪が広がった、初の「DANRO ひとり美食倶楽部」イベントでした。