人目をはばかぬ堂々たるお姿(居眠事典 3)

ランチでお腹いっぱいになったあとは、確実に眠くなるという人びとのための『居眠事典』。イラストレーター・オグロさんの作品集からお送りしています。今回ご紹介するのは、まるであっけにとられたまま固まったかのようなスタイルで眠るタイプの「居眠り」です。

お口ポカン【おくちぽかん】

居眠事典・第10回

口を開いたまま、人目も憚らず、居眠りすること。

長時間この体制でいると、口内が乾く。

たまに、エサを求める金魚のように口をパクパク

することもある。

白目【しろめ】

居眠事典・第11回

眠りかけて意識だけ起きようとして、白目を

むくさま。

周りの人に恐怖を抱かせる寝方。

難易度が高く、誰でもできるわけではない。

お祈り【おいのり】

居眠事典・第12回

何かに祈るように、手を組んで寝てしまうさま。

『早くおうちに帰れますように…』

と、祈ったところで、仕事しなきゃ帰れない。

寝落ち【ねおち】

居眠事典・第13回

何かの作業中に意図せず寝てしまうこと。

キーを押したまま寝てしまうと、ちょっとした

ホラー画面を作成することができる。

そろそろ仕事してほしい…。

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オグロ

会社員 兼 イラストレーター。パレットクラブスクール イラストコース卒業。人間の”おかしみ”を描けるイラストレーターを目指し日々奮闘中。水曜どうでしょうとラーメンズが大好き。

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