結果、かわいい感じになってしまう(居眠事典 4)

午後の抗いようのない睡魔に、100%身をゆだねてしまったおじさんたちを描く『居眠事典』。イラストレーター・オグロさんがとらえたさまざまな「型」をお楽しみください。今回ご紹介するのは、居眠りに対して真摯に向き合うタイプの居眠りです。
涎【よだれ】

首をひねって寝て、口から涎をたらすさま。
この姿勢で寝ると、高確率でよだれが出る。
近くに人がいないことを確認してから
寝ることを推奨する。
読むふり【よむふり】

書類に目を通すふりをして、眠る様子。
こういう時に声をかけると、瞬時に反応する。
おそらく、寝ていた後ろめたさと、気付かれまい
という心理が働くと思われる。
超集中【ちょうしゅうちゅう】

両ひじで頬杖をついて、集中しているフリをするさま。
起きると圧迫されていた頬が赤くなり、
可愛い感じになる。
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