おひとりさま制の「婚活カフェ」がスタート 恋人だけでなく婚活仲間も探せる

見知らぬ男女が相席になってお酒や会話を楽しむ「相席居酒屋」。出会いの場として利用されていますが、一般的に同性2人以上の入店が条件とされています。そのため、周りの友人が結婚してしまい、行きたくても行けないという人がいます。
こうした人に向けて、ひとりでも利用できて、異性との相席を楽しむことができるサービスが、東京・銀座で10月1日に始まります。提供するのは、ファインドザワン株式会社が運営する婚活カフェ「ロハス銀座」です。
相席型の飲食店としては珍しい「おひとりさま制」のシステムを導入します。同社代表の船原新さんは「同性の婚活仲間を探すきっかけにもなる」と語っています。
ひとり婚活中の人に優しい「相席カフェ」
これまでの相席居酒屋は、男女ともに2人以上での来店を条件としている店が普通でした。このため、ひとりで婚活をしている人の中に「相席居酒屋に行きたいけれど、利用できない」という人がいる状況だったといいます。

同店はこうした背景から「おひとりさま制」を導入しました。グループでの入店も可能ですが、受付はひとりずつ済ませます。
料金は、他の多くの相席居酒屋と同じく、女性は無料です。男性は、12時~19時の「カフェタイム」は1時間2500円、18時~24時の「ディナータイム」は1時間4000円となっています。カフェタイムにはケーキやコーヒーなどが用意され、ディナータイムはイタリアンの料理を楽しめるとのことです。
金・土・祝前日には、23時~5時の「ミッドナイト」営業もあります(1時間6000円)。ただ、ミッドナイトについては、男性の参加条件が「30歳以上、年収1000万円以上」とされているので、注意が必要です。
1時間に4回の席替え制度
受付後は、席に案内されてマッチングが行われます。ほとんどが4人席のテーブルで、男女が2人ずつ座ります。同じテーブルの人は、基本的に初対面の者同士とのこと。15分に1回、席替えをするシステムなので、1時間で4回、新しい人と出会うチャンスがあるということです。
運営会社の代表、船原新さんはサービスについて、次のように語っています。
「近年、『おひとりさま』や『ソロ活』というワードが一般的に浸透しています。現代社会で『おひとりさま』で活動される方はとても多いと思います。特に婚活や異性との出会いの世界ではその需要を感じ、今回リニューアルしました。同性の婚活仲間を探すきっかけにもなりますので、ぜひおひとりで、気兼ねなくご来店ください」
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