洗濯機に一度入れた「着用済み下着」を再び使用 ひとり暮らしビギナーが求めるのは「時短」

負担の大きい「洗濯」(Photo by Getty Images)
負担の大きい「洗濯」(Photo by Getty Images)

春から、ひとり暮らしを始めるという人もいるでしょう。このたび、ひとり暮らし歴3年未満の「ひとり暮らしビギナー」を対象に、ハイアールジャパンセールスが「洗濯機の利用実態に関する意識調査」を行いました。対象は、18~39歳の男女1000人。その結果、ひとり暮らしビギナーの多くが洗濯機に求めているのは「時間短縮」であることがわかりました。

普段の洗濯は平日帰宅後に

まず、ひとり暮らしビギナーにどれくらい洗濯をするか尋ねてみると、「週3日以上」という人が全体の半数以上でした。さらに、普段洗濯することの多い時間帯については、半数以上が「平日帰宅後」、約3分の1が「21時以降」と回答。仕事や学業で忙しい平日に行っているようです。

普段、洗濯をする頻度(「洗濯機の利用実態に関する意識調査」より)
普段、洗濯をすることが多い時間帯(「洗濯機の利用実態に関する意識調査」より)

洗濯機を回して衣類を干すまでの時間を聞いてみると、「30分~1時間」が半数以上を占めるものの、「1時間以上かけている」という人も28.3%と、かなり時間のかかっている人もいる様子。さらに、現在洗濯に要している時間について聞くと、「短縮したい」と考えている人が約4割に上りました。時短のニーズは大きいものの、洗濯を効率よく短い時間でこなすことができている人は少ないようです。

普段、一回の洗濯に要する平均時間(「洗濯機の利用実態に関する意識調査」より)
洗濯に要している時間についての満足度(「洗濯機の利用実態に関する意識調査」より)

一度着た下着を洗濯機から取り出して着用

調査では、衝撃的な結果も出ています。洗濯機に一度入れた着用済みの下着(または肌着)を取り出して「再度使用」した経験のある人が、なんと21.3%も! その理由については「洗濯をする時間がなかったから」が約6割。「洗濯するのが面倒だったから」という答えも2割以上あり、忙しい日々の生活の中で「洗濯」に対して面倒な作業だというイメージを抱いている人が多くいることがわかりました。

洗濯機に一度入れた着用済みの下着(または肌着)を取り出して再度使用した経験のある人(「洗濯機の利用実態に関する意識調査」より)
洗濯機に一度入れた着用済みの下着(または肌着)を取り出して再度使用した理由(「洗濯機の利用実態に関する意識調査」より)

調査の結果から、ひとり暮らしビギナーは、洗濯に対して、特に「時間の負担」が大きいと感じていることがわかりました。家事の中でも「洗う、干す、たたむ、収納する」など、手間の多い洗濯。洗濯機の時短コースなどを活用して、賢くこなしていきたいものです。

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