ソロキャンプにおすすめのキャンプ場5選(関東編)

ソロキャンプに適した場所を見つけるのはひと苦労(Photo by Getty Images)

ソロキャンプを楽しむためには、ソロキャンプに適した場所を選ぶことが重要です。しかし、キャンプ場の数はとても多く、ネットで検索するのもひと苦労です。

そこで今回は、「ソロキャン」大好きな私が、関東のキャンプ場の中から、ソロキャンプに適した場所を5つご紹介します。今後のソロキャンプの計画にお役立てください。

駅から徒歩5分の「氷川キャンプ場」(東京都)

「氷川キャンプ場」のホームページ

氷川キャンプ場は、奥多摩を流れる多摩川沿いに広がるキャンプ場です。自然あふれる林間のキャンプ場でありながら、駅から徒歩5分の距離にあるので、都心部から電車で簡単に行くことができます。

ソロキャンプに最適な河原のテントサイトは、1人1泊1000円程度という低価格で利用可能。ロッジやバンガローの数も豊富です。キャンプ場内で一番大きなロッジは、一棟でなんと35人まで宿泊できます。

さらにキャンプ場から徒歩数分の範囲に温泉、コンビニ、肉屋まであります。食材や飲み物が足りなくなって困るという心配もありませんし、その日の汗を温泉でさっぱりと洗い流してから寝ることもできます。

非常に恵まれた立地の上、レンタル品も充実しているので、初めてのソロキャンプでも安心して楽しめます。

見渡す景色が美しい「大房岬自然公園 キャンプ場」(千葉県)

「大房岬自然公園 キャンプ場」のホームページ

大房岬自然公園キャンプ場は房総半島の南側、東京湾に突き出た岬の上にあるキャンプ場です。高台から見渡す景色は「美しい」のひとこと。天気がいい日には遥か遠くに富士山が見えます。

面白いのが、昔、東京湾の防衛の拠点として機能していた頃の名残があることです。海に向けてカノン砲が置かれていた砲台跡、サーチライトに使用する電気を作っていた発電所跡など、厳かな雰囲気が漂う遺跡を歩いて巡ることができます。

キャンプ場周辺には派手なアクティビティーも、おしゃれなコテージもありませんが、気ままに散策をするのにはとても向いている環境です。

景色が最高で見どころも多く、管理も行き届いています。これほど恵まれた環境の中、600円程度の価格でキャンプができますので、自然を愛するソロキャンパーにとって非常にありがたい存在です。

松林の中にある「大洗キャンプ場」(茨城県)

「大洗キャンプ場」のホームページ

「森林浴の森100選」に選出された松林の中にあるキャンプ場です。敷地面積は約7000坪で、テントサイトには最大で250個ものテントを張ることができます。サイト内は、どこにテントを張ってもOK。歩きながら、じっくりといい場所を探しましょう。

テントサイトは松の木に囲まれています。そのため、キャンプにおいて厄介な存在である、風の影響を受けずにすみます。さらに、松ぼっくりがたくさん手に入ります。松ぼっくりは火起こしに役立つアイテムなので、キャンパーにとって非常にありがたい存在です。

キャンプ場周辺にはスーパー、ホームセンター、温泉があります。最寄りの大洗駅から徒歩圏内なので、車を持っていない方でも気軽に行くことができます。

四季の変化が楽しめる「那須野が原公園 オートキャンプ場」(栃木県)

「那須野が原公園 オートキャンプ場」のホームページ

栃木県で人気の観光地、塩原温泉や那須高原にほど近い場所にあるキャンプ場です。遠方から訪れる場合は、そちらの観光と併せて計画を立てることをおすすめします。

園内にはたくさんの花が植えられており、四季で変化していく景色を楽しめるのが大きな魅力です。さらに公園のシンボルとなっているオランダ式の風車が、異国情緒のある風景を作り出しています。

設備もなかなか充実していて、炊事棟、トイレ、コインシャワー、売店などがあるので、不便を感じることはないでしょう。さらに、無料で入浴できる温泉も用意されているのがうれしいところ。

冬の時期にはフリーテントサイト、オートキャンプサイトとともに、通常料金よりかなり安い金額でキャンプができます。ストーブを持参して、冬キャンプならではの景色を楽しむのもいいでしょう。

レイクサイドの「芦ノ湖キャンプ村」(神奈川県)

「芦ノ湖キャンプ村」のホームページ

神奈川県が誇る観光地、芦ノ湖のほとりにあるキャンプ場です。芦ノ湖は、バスフィッシングで有名な場所でもあります。

箱根観光で人気の箱根湯本や、大涌谷などにアクセスのしやすい場所にあるのも魅力です。いずれの観光地もバス一本で行くことができるので、時間があれば観光も併せて楽しみたいですね。

設備も充実しています。広々としたスペースのオートキャンプサイト、芦ノ湖がよく見えるテントサイト、さらに雨の日でも屋内でバーベキューができるレストハウスまであります。

関東にたくさんあるキャンプ場の中からソロキャンパーにおすすめしたいのが、この記事でご紹介しているような、しっかり管理されていながらも低価格で利用できるキャンプ場です。

無料のキャンプ場とは設備の充実度や、きれいさに大きな差がある場合が多いです。特にソロキャンプ初心者の方は低価格のキャンプ場に何度も通い、ぐんぐんレベルアップしていきましょう!

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斎藤純平 (さいとう・じゅんぺい)

キャンプ・旅行・温泉・ラーメンが好きなアウトドアライター。キャンプ歴は10年。47都道府県全て、ひとりで巡った経験があり、国内の世界遺産・神社仏閣・温泉などに関する知識が豊富。ソロキャンプは、無計画に出発して全てを思いつきに任せるのが自分流の楽しみ方。

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