ひとり時間こそコンピューターゲームを。お勧めは「スマホでドラクエ」

新型コロナの問題で、なかなか外に出て複数人で遊ぶことができなくなりつつある昨今。

こんな時こそ、家の中で「ひとり」でゆっくりと遊べるコンピューターゲームはいかがだろうか?

しかし、僕のように子供の頃からコンピューターゲームで遊んでいた世代ならともかく、少し年齢層が上の人たちにとってはコンピューターゲームというのは、いささか取っつきにくい遊びではないだろうか。

そこで、今回はコンピューターゲームを遊べる環境を3つに分けて、そのメリットとデメリットを紹介していきたい。

本格プレイなら「家庭用ゲーム機」

まず、家庭で遊べるコンピューターゲームと言って真っ先に思いつくのが「Switch」や「PS5(PlayStation5)」などといった「家庭用ゲーム機」だろう。Switchの方が比較的軽く遊べるゲームが多く、PS5の方が本格的なゲームが多い。

家庭用ゲーム機最大の利点は「自分の持っているゲーム機で、どのゲームソフトが遊べるのかが分かりやすい」ことだろう。SwitchならSwitch対応のゲームソフト、PS5ならPS5対応のゲームソフトをプレイすることができる。

また、最新ゲームの情報などについても、ゲーム系のサイトや雑誌から簡単に情報が集められる。テレビCMなどで聞き覚えのあるゲームも多く、発売直後のゲームはSNSなどでも盛り上がるので、少しの手間で多くの情報を集めることができる。

具体的にはSwitchであれば、一度は名前を聞いたことがあるであろうほのぼのゲーム「あつまれ どうぶつの森」や、3Dマリオの金字塔である「スーパーマリオ オデッセイ」。

PS5は発売されたばかりで、専用ソフトこそ少ないものの、PS4のソフトも遊ぶことができる。PS4のソフトの中から選ぶなら、キムタクをモデルにした「JUDGE EYES(ジャッジ アイズ)」や、ドラゴンクエストの世界をブロックで表現した「ドラゴンクエストビルダーズ」あたりをおすすめしたい。

家庭用ゲーム機のデメリットは、ゲーム機本体を買う必要があることだろう。

Switchの希望小売価格は29,980円、PS5の希望小売価格は49,980円。ゲームを趣味にしている人にとって手頃な価格でも、試しにやってみようという人にとっては安い買い物ではない。

また、最近の巣ごもり需要や転売屋の暗躍によって、入手困難になりがちな傾向も気になる。少し前まで手に入らなかったSwitchは最近になって店頭で見かけることも増えたが、発売されたばかりのPS5は当面手に入りづらい状態が続くだろう。

あとは、意外と遊ぶ場所を選ぶ。Switchであればゲーム機本体に液晶画面がついているので、携帯ゲーム機のようにどこでも遊ぶことができる。だが、PS5の場合はテレビやモニターを1台占拠してしまうので、数人の家族でテレビが1台というような環境だと、ひとりでじっくりプレイというわけにもいかないだろう。

仕事の合間に遊ぶこともできる「PCゲーム」

次に、パソコン(PC)を使って仕事をしている人なら、PCもコンピューターゲームを遊ぶために使うことができる。

パソコン用ゲームソフトが売っているのを見たことがない人も多いと思うが、現在のパソコンソフトのほとんどはSteamなどのプラットホームで、ダウンロード販売されている。

今時、家でパソコンを使っている人は当然インターネットにも接続しているであろうから、365日24時間いつでもゲームを始めることができる。また、ゲームソフトの情報などもインターネットによりかなり入手しやすくなっている。

僕はパソコンがMacということもありり、PCゲームはほとんどといって良いほどプレイしていない。そのため、個人的におすすめできるソフトはほとんどないのだが、有名なところでは「UNDERTALE」というゲームがある。

ドット絵のどこか懐かしさを感じさせるRPG(ロールプレイングゲーム)で、最初はパソコン向けに発売されたものが高い評判を得て、家庭用ゲーム機などに移植されている。

パソコン用ゲームソフトのデメリットとしては、PCの性能によっては、満足にゲームが遊べない可能性があることが挙げられる。

先に述べたように家庭用ゲーム機は製品として規格化されており、対応さえしていればストレスなく遊ぶことができる。

しかし、PCゲームの場合は、各人が使っているPCの性能には大きな差が存在しており、他の人が楽しく遊んでいるゲームも、自分のPCではまともに動かないということがあるので、自分のPCの性能をしっかりと把握しておく必要がある。

さらに、仕事もゲームもできるようなPCを買おうとすれば、3〜6万程度で済む家庭用ゲーム機と違って、10万や20万という出費になってしまう。3Dを描写したり、多くの計算を伴うゲームは、PCにとってかなり負荷の高い仕事であり、それ相応のが性能が必要となる。

また、PCゲームはしっかりした会社が作っている大作ゲームも多い一方で、個人制作のゲームもたくさん存在している。もちろん個人制作でも素晴らしい作品はあるが、「10円でもいらない」ようなゲームも山ほどある。

自分のパソコンのスペックや、買うゲームの見極めなど、事前の情報収集をしっかりと集められる人でなければ、PCゲームのプレイは向かないのである。

誰でもすぐに始められる「スマホゲーム」

そしてもう1つ、コンピューターゲームを遊ぶことができるデバイスがある。それはスマホだ。

スマホの利点はなんと言っても「ほとんどの人が所有している」ことだろう。スマホを持っているということは、何の追加の出費もなく、すぐにでもゲームを遊べる環境が揃っているということである。

もちろんPCと同じように、スペックによって快適に遊べるゲームと遊べないゲームはあるが、2、3年ごとにスマホを買い換えている人なら、ほぼ問題ないだろう。

また、通勤通学時やちょっとした空き時間向けのゲームも多い。その大半は基本料が無料であることから、極めて手軽にゲームをスタートすることができる。

テレビやWEBのCMなどもガンガン流れていることから、どのようなゲームがあるかの情報収集は簡単である。「ディズニーツムツム」や「パズドラ」といった名前は、誰もが聞いたことがあるだろう。

デメリットは、ガチャなどの追加課金を必要とするゲームが多いことだ。基本料無料やゲーム開始直後の無料ガチャ大サービスの気持ちよさにハマってしまい、気づいたら多額の課金をしていたというのもよく聞く話である。

また、PCと同じように粗製濫造されたゲームも少なくないので、情報の入手も必須だろう。

さらに、操作が基本的にタッチパネルに限られ、家庭用ゲーム機やPCのように物理的なコントローラーを持たないことから、細かな操作が必要なアクションゲームがプレイしにくいという点もデメリットとして挙げられる。

家庭用ゲーム機からスマホに移植されたゲームは「名作」ぞろい

さて、これら3つの中で、これからゲームをしてみようと思っている人に一番お勧めできるのは「スマホ」である。

追加の出費が必要なく、プレイまでのハードルが低いのが最大の理由だ。

スマホゲームの中でも、特にゲーム初心者におすすめしたいのは「家庭用ゲーム機からスマホに移植されたゲーム」である。

家庭用ゲーム機のために作られた過去のゲームがわざわざ現在のスマホに移植されるということは、そのゲームは間違いなく売り上げが見込めるだけのファンが付いた、多くの人に愛されている優良なゲームだという証である。

スマホの最新ゲームは追加課金の存在を前提にしたゲームが多いが、過去のゲームソフトの移植版は基本的に買い切りなので、安心して思う存分プレイすることができる。過去作であることから価格も安く、1000円程度で遊ぶことができる。

僕のおすすめで言うと、国民的RPGである「ドラゴンクエストシリーズ」のⅠ〜Ⅷまでがスマホ版として発売されている。中でも「ドラゴンクエストⅤ」は感情移入しやすいストーリーで、人気の作品である。RPGなのでゲームの操作に慣れていなくても、のんびりとプレイできるのもうれしい。

コロナ騒ぎで生まれた一人きりの時間があるなら、スマホでゲームを始めてみてはいかがだろうか。

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赤木智弘 (あかぎ・ともひろ)

フリーライター。1975年生まれ。就職氷河期世代としての問題意識を中心にいろいろと発信中。最近は、スーパー銭湯などのサウナ施設を回ったり、辛い料理を食べることがマイブーム。一人暮らしなので、すこしでも生活に潤いを生み出して行きたい。

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