料理好きが集まる「DANRO 大人の手料理倶楽部」初イベントを開催!
2019年9月23日、「DANRO 大人の手料理倶楽部」スタート記念イベントが東京・表参道で開かれました。
“アラフィフ男子”吉田さんの連載を楽しみながら実感
「DANRO 大人の手料理倶楽部」とは、「手軽でおいしい『時短ひとり飯』」を連載する吉田正幹さんをリーダーに迎えた読者コミュニティ。吉田さんはインスタグラムで人気の料理アカウント「アラフィフ男子のキッチン365日」の運営者で、手軽で美味しい料理を、DANROの連載でも紹介しています。
この連載をより楽しみながら実感してもらえるように、イベントは吉田さんから教わるクッキングサロン形式で行いました。
「創味シャンタン」がポイントのベーコンとクレソンのペッパーライス
今回、作っていただくのは連載で紹介した主菜・副菜・ごはん・汁物の4品。まずはご飯もの「ベーコンとクレソンのペッパーライス」から仕込んでいきます。
吉田さんが刻むベーコンが厚いことに注目が集まりました。
「ベーコンはできるだけ厚いものを選んだ方が良いですね。風味が違います」
カリカリになるまで炒め、油ごと炊飯器の中へ。油が気になる時は、キッチンペーパーで拭き取ってもよいとのこと。味付けに、中華調味料の「創味シャンタン」を使うのがポイント。吉田さんはこの「創味シャンタン」を常備しているそうです。
「これは中華スープなんですが、洋風の料理にも使えるなど幅広い使い勝手が魅力。粉末より、缶入りのクリームタイプが使いやすいと思います」
クレソンは炊きあがりのタイミングで混ぜるので、みじんに刻んでおきます。
みそ溶きマドラーが便利! ミョウガが薫るタマネギと鶏皮の味噌汁
次は汁物「ミョウガが薫るタマネギと鶏皮の味噌汁」。連載では「ミョウガが薫るナスと豚バラ肉の味噌汁」でしたが、今回、具材を変えての紹介です。
タマネギはざく切りに。鶏皮は一口大に切り、鍋で煮ます。出汁は吉田さんお気に入りの「茅乃舎(かやのや)だし」を使います。
参加者の注目が集まったのが、味噌を溶くマドラー。
「味噌に刺してくるりと回すと適量の味噌が取れます。そのまま鍋に入れて味噌溶きに使える。便利ですよ」
ちなみに、吉田さんが料理を好きになったのは、道具が自由に買える大人になってからのことだそう。では、お気に入りの道具はどこで買うのでしょう。
「ほとんど通信販売で購入しています。合羽橋(東京都台東区、浅草と上野の中間に位置する食の道具の専門街)にわざわざ買いに行ったりすることはほとんどありません。どうやって選ぶかというと、実は、ネットのターゲティング広告で出てくる道具が気に入って結局買ってしまう、ということが多いですね(笑)」
意外にも、広告に釣られて通販で道具を揃えているという吉田さんに、参加者はぐっと親近感がわいた様子でした。
「味噌はどういうものがいいですか?」という質問には、「信州味噌が好きなので、連載では『竹伝天地返し』をご紹介しました」という吉田さん。実際は、作る人の好みのもので構わないそうです。
最後に、千切りにしたミョウガを入れて出来上がりです。
シリコンスチーマーで簡単に! じゃがいもの塩昆布マヨ和え
次は副菜「じゃがいもの塩昆布マヨ和え」を作ります。
ピーラーでむいたじゃがいもをさいの目に切り、水にさらした後、シリコンスチーマーに投入。この時、じゃがいもの水気を切らないことが大事だといいます。電子レンジで加熱した後は、キッチンペーパーで丁寧に水分を拭き取って、マヨネーズと塩昆布で和えるだけ。
「この料理、ビールによく合うんですよ!」
ビール好きの吉田さんの目がキラリと光ります。参加者のみなさんの目もキラリ。みなさん、お酒が好きなご様子です。
「これ、冷やして保存しておくことはできるんですか?」という質問に、「ラップをかけて保存しておけば大丈夫です。少し塩昆布の色がじゃがいもに染みてきますが、問題なくイケますよ」と吉田さん。
出汁を調味料に! 油揚げとピーマンの青椒肉絲風
最後に主菜「油揚げとピーマンの青椒肉絲風」を作ります。
「とにかく『いい油揚げ』を使ってくださいね」という吉田さんに、「いい油揚げとは?」という質問が飛ぶと、ひとこと。
「価格が高いものですね(笑)」
油揚げは、油抜きをしないでも大丈夫。ごま油で炒めることで、風味が増します。
次にピーマンを入れて炒めるのですが、ここで裏技の登場。ピーマンに油がまわったら、袋から中身を出した「茅乃舎(かやのや)だし」を全体に振りかけるのです。参加者から驚きの声が上がりました。
「『茅乃舎(かやのや)だし』は調味料にも使えて優秀なんですよ」
主菜ができあがった時にご飯も炊きあがり、料理4品があっという間に完成しました。さすが「手軽でおいしい『時短ひとり飯』」ですね。
できあがった料理を試食
いよいよ試食の時間。吉田さんおすすめのビールも登場し、参加者同士が食べながら感想を話し合います。
「こんなにさっとできるとは思わなかった」「料理道具に興味のあるものがあったので、さっそく購入したい」「簡単なのにおいしくてボリュームたっぷり」と、それぞれに満足した様子。また、食べながら吉田さんにさらなる質問をするなど、活発に意見が交わされていました。
ここで、吉田さんから「ごはんが少し余っているので、リゾットにしましょう」という提案が。作り方は、牛乳とコンソメの素を加えて鍋で少し煮込むだけ。思わぬプラスの1品に、ふたたび歓声が上がっていました。
最後は皆で記念撮影。料理のコツを教わりながらおいしく食べて、交流できる「DANRO 大人の手料理倶楽部」のイベントは、次回2019年10月に開催予定です。ぜひみなさまもご参加ください。