しゃぶしゃぶ「一人一鍋」で贅沢気分 渋谷の新高層ビルにオープン

奥の「ひとり鍋」で食べる「しゃぶしゃぶ盛り合わせ」
奥の「ひとり鍋」で食べる「しゃぶしゃぶ盛り合わせ」

みんなで大きな鍋を囲むのではなく、「一人一鍋」のスタイルでしゃぶしゃぶを食べられる店「しゃぶしゃぶ つかだ」が、JR渋谷駅(東京渋谷区)に隣接する渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)の開業にあわせ、2019年11月1日にオープンします。

「一人一鍋」のしゃぶしゃぶつかだは、塚田農場などを運営する企業「エー・ピーカンパニー」が展開する新業態。A4黒毛和牛肩ロースとA5黒毛和牛のブリスケ(4400円・税別)をはじめ、黒毛和牛と豚肉「ゆめの大地」と組み合わせた「しゃぶしゃぶ盛り合わせ」が3パターンあり、それぞれ1種盛りとして注文することもできます。

渋谷スクランブルスクエアは地上約230m、地上47階建ての複合施設で、展望スペース「SHIBUYA SKY」のほかオフィスや産業交流施設などで構成されています。「しゃぶしゃぶつかだ」は、地下2階から地上14階までをしめる商業施設の12階にあります。

「つ」をあしらった店内のデザイン

店内のデザインは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和さんが担当したもの。「つ」の意匠が目を引きます。「一人一鍋」とあるように、48あるカウンター席にはそれぞれひとり用の鍋がセットされていました。

この店で使用されるのは、霜降りが適度に入った柔らかなA4黒毛和牛肩ロース、食べごたえのある肉質のA5黒毛和牛ブリスケ(肩バラ肉)、神戸ビーフなどすべて国産のもの。11時〜15時までのランチの時間帯は、豚肉「ゆめの大地」(1400円・税別)、A4黒毛和牛ブリスケと豚肉「夢の大地」(1800円・税別)など全3種。

ディナーの「しゃぶしゃぶ盛り合わせ」には金時草やおかひじき、わかめといった葉野菜が添えられ、これらもしゃぶしゃぶで食べられます。さらには、ごはんもしくはラーメンがつくので、スープで「シメ」のラーメンを食すことも可能です。

「ひとりで食事をする需要は年々高まっています。私たちもそこにチャレンジしたい」と、エー・ピーカンパニーの広報・上原礼美さんは言います。「日常生活から少し離れて『少し贅沢を』というとき、ひとりで食事できるというところを開拓できれば」。

ターゲットは商業施設全体のターゲット層に合わせて30代、40代の男女。「店舗のデザインは男性ひとりでも入りやすくなっていると思います」と上原さんは言い、いわゆる「自分へのちょっとしたごほうび」などに向いているのではと話していました。

「SHIBUYA SKY」から見下ろす渋谷スクランブル交差点

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