私は1塁で寝たいと思う(マンガ「買いたい新書」9)

これは、仕事と家庭に多くの時間を費やし 毎日を過ごすアラフォー男・室木おすしが 非日常を想い、自分だけの楽しみを探し求めて始めた 漠然とした買い物の記録である。

買い物vol.9 1塁

私はピッチャーでもないのに、
盗塁を許してしまった。
というかピッチャーでも塁自体を盗まれることはまずないだろう。

その後、娘たちは、1塁を少しだけ取り合ったが、すぐに飽きて全く触らなくなった。

そしてそのままリビングに放置していたら、
妻に、ものすごく邪魔だと言われた。

なので私はベッドに1塁を置いて、完全に枕として寝ている。

見る夢は。
高校球児になってマネージャーといちゃつく夢だ。
いや、嘘をついた。

夢など見ない。

本気の枕として使うと一塁はちょっと高すぎて硬く、寝づらかったからだ。途中から普通の枕にしたらよく眠れた。

ニトリさんごめんなさい。
やっぱり1塁コーナーは作らなくていいです。

しかしながら軽い昼寝にはもってこいだと今も思う。
だから今回も言わせてもらおう。

と。

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室木おすし (むろき・おすし)

イラストレーター、漫画家。オモコロライター。悲しみゴリラ川柳家元。3児の父。WEBや雑誌または広告で漫画やイラスト、記事を書くことが仕事の主。子供に占領されつつある自宅からはなれ喫茶店でひとり仕事をしたりしているが、常連になることで話しかけられないよう注意を払っている。

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