「話すとおもしろい地味なやつが2000人集まる」ウェブメディアびっくりセール、1月に開催

第2回「ウェブメディアびっくりセール」の様子(写真提供:デイリーポータルZ)
第2回「ウェブメディアびっくりセール」の様子(写真提供:デイリーポータルZ)

ウェブメディアの「中の人」たちが集まる展示・即売会「ウェブメディアびっくりセール」が2019年1月19日の午後、東京・二子玉川のiTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズで開催されます。

主催はウェブメディア「デイリーポータルZ」。会場では、編集者やライターが集まって、おもしろグッズや同人誌などを販売します。4回目となる今回は、これまでで最多の団体・個人が参加するとのこと。ねとらぼやwithnews、J-CASTニュースなどのウェブメディアが中心ですが、個人で参加するライターもいます。ひとりを楽しむメディア「DANRO」も初出展します。

デイリーポータルZで「びっくりセール」を担当する古賀及子さんは「老若男女、だれでも歓迎です。来てくれた人が主役です」と話しています。

メディアの「中の人」に接触できる機会

第3回「ウェブメディアびっくりセール」の様子(写真提供:デイリーポータルZ)

第1回は、2017年2月に開催されました。もともと、コミケに出展していたデイリーポータルZの複数のライターが、「自分たちで交流できる場を作れないか」と考え、企画しました。

第3回「ウェブメディアびっくりセール」の様子。斎藤充博さんブース(写真提供:デイリーポータルZ)

会場では、ウェブメディア関係の人が集まって、それぞれの個性を示すグッズや冊子などを手売りします。これまでには、似顔絵を描くイラストレーターや、マッサージをする指圧師も出展したといいます。

デイリーポータルZ編集部の古賀及子さん(写真提供:デイリーポータルZ)

デイリーポータルZ編集部でびっくりセール担当の古賀さんは、これまでの反響について、次のように話しています。

「一般参加の方からは、いろんなメディアの運営者に会えるのがたまらないという感想がやはり一番です。『いつも見ているサイトが人の手によって作られているのを実感する』とよく言われます。

一方、出展者からは『こんなにちやほやされたことはない』という感想が多いです。これから知名度を上げようというメディアのみなさんは、そこに触発されたり、メディア間で横のつながりができる楽しさがあるようです」

第3回「ウェブメディアびっくりセール」の様子。井口エリさんブース(写真提供:デイリーポータルZ)

今回の特徴をたずねると「ずばり出展者数の多さと熱さ」とのこと。過去最多の66の団体・個人が出展します。たとえば、次のようなメディアが参加する予定です。

withnews、品川経済新聞、コンテンツメーカーノオト、togetter、オモコロ、TBS、DANRO、別視点、J-CASTニュース、メシ通、ねとらぼ、幻冬舎plus、ガジェット通信、UUUM、サウナイキタイ、TOCANA……

「今回で4回目ですが、完全に展示即売にフォーカスするために、初めてトークショーをなくしました。というのは、出展希望のメディアさんの数が過去最大でして、できるだけたくさんの団体さんにご出展いただくため、めいっぱい会場を使うことにしました」(古賀さん)

「びっくりセールの楽しみ方は自由」

古賀さんによると、おひとりさまの参加は大歓迎だといいます。ぶらぶら歩きながら雰囲気だけをみてもいいし、買い物をしながらアグレッシブに出展者と接触するのもいいとのこと。びっくりセールの楽しみ方は自由だと話します。

デイリーポータルZ編集長の林雄司さんからは、次のようなコメントをもらいました。

「ようこそ、びっくりセールへ! ウェブメディアの読者、ライター・編集者が集まる超文化系イベントです。クラスに一人はいる、話すとおもしろい地味なやつが2000人集まるイベントなので、きっとDANRO読者のみなさんもなじむはずです」

ひとりを楽しむメディア「DANRO」は、ひとりの時間を楽しく過ごせる帽子やTシャツ、寂しい心をあたためてくれるグッズなどを販売する予定です。孤独を謳歌している編集部のメンバーが参加しますので、ぜひご来場ください!

この帽子をかぶっているDANROのメンバーを探してみてください。

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