働く者たちのひとときの休息(居眠事典 1)
「仕事中、寝ている人がいてイラっとした」のがきっかけで生まれた『居眠事典』。イラストレーター・オグロさんが描く居眠りの“型”は多様です。テレビ『タモリ倶楽部』でも取り上げられた『居眠事典』から今回ご紹介するのは、ごくオーソドックスなスタイルの居眠りです。
定番【ていばん】
机に突っ伏し、自分の腕を枕にして寝るさま。
定番の居眠りの仕方の一つ。
但し、食後はすぐに寝ないほうが良いと聞くため、推奨しない。
舟こぎ【ふねこぎ】
睡魔に襲われながらも、起きようと必死になり、揺れてしまうさま。
前後に揺れることから、舟をこぐ様子に例えられる。
業務中にこれをすると、とても目立つ。
腕枕【うでまくら】
自身の片腕を枕にして、眠るさま。
起床時には、枕にしていた腕がしびれる。
腕のしびれが、元に戻るまでにかかる時間は、
寝ていた時間に比例すると思われる。