ひとり旅経験者に聞く!海外・国内おすすめの旅先、人気ランキング!
ひとり旅は、日常の喧騒から離れて、自由気ままにのんびりと過ごせる特別な時間。日頃の疲れを癒すために、「ひとり旅がしたい」と考えている方も多いことでしょう。
しかし、いざ「ひとり旅がしたい」と思っても、どこでどうやって過ごせばいいのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、ひとり旅におすすめの行き先から、ツアーとフリープランの比較、ひとり旅のこだわりポイントまでを、まとめてご紹介します!
ひとり旅経験者に聞いた国内と海外の旅行先の人気ランキングと、その国や地域の魅力もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
ひとり旅おすすめ人気ランキング~海外&国内の旅行先を調査~
ひとり旅をするのに、理想的な旅先はどこなのでしょうか?
もちろん、旅をする方の好みによっておすすめの旅先は異なりますが、ひとり旅初心者がまずはどこに行くべきか知りたいですよね。
そこで、今回はDANRO編集部が、ひとり旅経験者へのアンケート(※)を実施! ひとり旅におすすめのスポットを国内と海外に分けて調査しました。
ツアーを利用するか、あるいはフリープランを利用するかでも、非常に興味深い結果が出ましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※2019年1月、クラウドワークスでひとり旅経験者69人にアンケートを実施。おすすめベスト3を聞き、1位3pt、2位2pt、3位1ptとしてポイントを集計しました。
【ひとり旅海外】おすすめ目的地ベスト10は?
まずは、ひとり旅経験者に人気の海外旅行先ランキングです。
台湾は非常に人気が高かったため、中国とは別で集計しました。また、ハワイもアメリカに含まれますが、日本人にとって身近な旅先と言えますので、こちらも分けて集計しています。
上位3カ所はいずれも、日本人にとって近場と言えるアジアのスポットでした。旅行にかかる費用や時間の関係で、ひとり旅ではアメリカやヨーロッパよりも、アジアなど近場の海外を選ぶ方が多いようです。
また、イギリスではロンドン、アメリカではニューヨーク、フランスではパリが断トツの人気で、ひとり旅でも訪れやすいスポットとなっています。
上位は日本から近いアジア諸国がランクインしましたが、後ほど上位3カ所について詳しくご紹介します!
【ひとり旅国内】おすすめ目的地ベスト10は?
続いて、ひとり旅経験者に人気の国内旅行先ランキングがこちら。
沖縄の中でも石垣島の人気が特に高かったため、こちらも分けて集計しました。また、神奈川県にも人気のスポットが多く、それぞれ分けて集計したところ、人気の高かった鎌倉が見事ランクイン。定番の旅行先と言える大阪よりも上位に入りました。
2位にランクインした北海道は、札幌がもっとも人気の高いスポットでしたが、それ以外にも小樽や函館が人気を集めています。
海外旅行先と同様に、国内でも上位にランクインした旅先は、後ほど詳しくご紹介します。
ひとり旅ならツアーやパックがおすすめ?それともゆっくりのんびり?
ひとり旅をする場合、パック旅行などのツアーとフリープランのどちらを利用するべきか、悩む方が多いのではないでしょうか。
そこでひとり旅経験者に「ひとり旅ではツアーを利用しますか?」と質問したところ、圧倒的大差で「利用せずにひとり旅をする」という結果が出ました。
ひとり旅では「日常を離れて自由気ままな旅を満喫したい」と考えている方が多く、時間や行動が制限されるツアーよりも、フリープランのほうが人気が高くなっているようです。
しかし、ひとり旅初心者の方がいきなり完全フリーで海外旅行をするのは、ハードルが高いかもしれません。ひとり旅に慣れるまでは、ツアーを利用してみるのもアリでしょう。
【ひとり旅海外】おすすめ人気上位は、台湾・韓国・タイ
ひとり旅で海外に行く場合、特におすすめなのは、アンケートでも上位を独占したアジア圏です。アジアは移動にかかる時間が短めで、費用も少なく気軽に足を運べるため、人気の高い旅行先となっています。
ここからは人気上位となった台湾・韓国・タイの魅力を口コミとあわせてお伝えします。各スポットの魅力を知れば、きっとあなたもひとり旅に出かけたくなりますよ。
【1位】ひとり旅海外の人気No1は台湾!物価が安くてグルメも◎
ひとり旅でもっとも人気の高かった海外旅行先が、台湾です。口コミの中でも、台湾の魅力を存分に語ってくれる内容が多く見られました。
台湾は日本から近いので行きやすく、親日家が多いので日本人は旅行しやすいです。日本人の口に合うグルメも多く、屋台ごはんがおすすめ。千と千尋の神隠しのモデルになったとされる場所もあるので、ジブリ好きな方も楽しめるでしょう。
(20代・女性)
台湾は、親日家が多いと言われますが、まさにその通りで日本人に対して親しみをもって接してくれる人が非常に多く、どこかなつかしい、故郷のような雰囲気があります。食事も日本人の口に合うものがたくさんあり、おすすめです。移動も便利で、ひとり旅でも安心して観光できるところが魅力です。
(20代・女性)
台湾は近場でのんびりしたり、美味しいグルメを楽しんだりしたい人向け。日本から近いし日本人も多いので、ひとり旅でも不安がない。台北で1泊2日もしくは朝一番の飛行機で飛び、最終の飛行機で帰ってくる弾丸ツアーでも確実に楽しめる。時間が取れるなら、のんびり街を歩いたり、お茶屋さんでゆっくりしたりするのも良い。安い料金で近場、でも海外旅行の非日常を味わいたいという人には非常におすすめです。
(30代・男性)
台湾の魅力として、口コミでは以下の点が多く挙げられていました。
・台湾の人は親日家で日本人に親切
・日本語が通じる場所が多い
・食べ物がおいしく食べ歩きが楽しめる
・物価が安いため、低予算旅行が可能
・移動が便利で日帰りもできる
ひとり旅で海外に行くと、言葉の壁や味覚の違いなど、障害となる要素はたくさんあります。しかし、台湾ではそれらの不安をあまり感じることなく、気軽に足を運べることが人気の秘訣のようです。
低予算で非日常的な空間を味わい、グルメまで楽しめるとなれば、ひとり旅におすすめなのもうなずけますね。
【2位】ひとり旅海外の人気No2は韓国!食べ歩きができるお隣の国
ひとり旅で2位にランクインした海外旅行先は、韓国。台湾と同様に、日本から近く、低予算で楽しめる点が人気のようです。
また、口コミではひとり旅の女性から特に高い支持を集める理由が浮き彫りになりました。
なんと言っても、近くてリーズナブルで気軽に行けるところが魅力です。特に明洞は、コスメやファッションはもちろん、インスタ映えするおしゃれなカフェやレストランなどのお店が数多くあり、とても充実しているので、女性におすすめのエリアです。
(20代・女性)
まず安い、そして女子なら安いコスメを買うだけでも楽しめるので、好きなものを買うためにひとり旅でふらっと行けると思います。街も発展しています。
(20代・女性)
韓国の明洞は、日本で言うところの原宿。言わずと知れた観光名所で、コスメやファッション雑貨のお店が多く、美容に興味のある女性には特におすすめしたいです。またサムギョプサルやお粥などの飲食店も多く、遅い時間までやっているので便利です。
(30代・女性)
韓国ではコスメなど、美容関係の商品が非常にリーズナブルに購入できるため、目的を絞ってひとり旅を楽しんでいる方が多いようです。
また、飲食店も日本に負けず劣らず多く立ち並び、屋台や市場も豊富なので、食べ歩きにもおすすめ。
韓国グルメに舌鼓を打ちながら、コスメ選びや観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【3位】ひとり旅海外の人気No3はタイ!旅費が安くてフォトジェニック
タイはマッサージなど、日頃の疲れを癒す目的で訪れる方が多い傾向にあります。
また、夜遅くまで街がにぎやかで、観光スポットが多いことも、海外人気ランキングの3位に入った要因と言えるでしょう。
タイは日本にはない都会感を感じられる。それに、1人1人がパワーを持っている気がするため元気になれる。また、寺院など、日本のものとはまた違った建築の仕方やデザインがあるため、観光も楽しめる。
(20代・女性)
街中にスカイトレインが通っていて、これに乗れば観光やショッピング、グルメ、エステなどぐるぐる巡れます。治安も比較的よく、物価も安いのでおすすめです。夜も遅くまで賑やかです。
(40代・女性)
タイは日本と比べるとまだまだ物価が安いので、何日か滞在してマッサージをしてもらいながらゆっくりするのには、最適なスポットです。
(30代・男性)
治安が良く物価も安いことから、「ひとり旅の聖地」とも呼ばれているタイ。
特に、バンコクやプーケットの人気が高く、足を運ぶ方も多いので、候補地に加えてみてはいかがでしょう。
【ひとり旅国内】おすすめ人気上位は、京都・北海道・沖縄
続いて、ひとり旅で国内を選ぶ場合ですが、アンケートでは断トツで京都が支持されていました。
京都といえば、落ち着いた街並みや寺院など、どこか非日常的な雰囲気を感じられることが人々を魅了しているようです。
また、観光地としてメジャーな北海道と沖縄も2位、3位にランクインしましたので、それぞれの魅力とひとり旅経験者の口コミをご紹介します。
【1位】ひとり旅国内の人気No.1はダントツで京都!
ひとり旅経験者の国内人気ランキングで、第1位の京都。
そんな京都の魅力ですが、やはり街並みの景観や趣のある建造物が見どころと言えるのではないでしょうか。
ひとり旅ではどこに行くのも、何をするのも自由ですが、一人だと孤独を覚えるという方も少なくはありません。
その点、京都は、寺院や庭園の自然など、どこか懐かしい日本の景色をゆっくりと落ち着いて味わえる街ですので、ひとり旅初心者にもおすすめです!
歴史情緒あふれる街並みや寺社仏閣といったパワースポットなど、フォトジェニックスポットが多くあるので、カメラを片手に散策するのが楽しいです。 日本随一の観光スポットですが、自分のペースでゆっくりと景観を楽しんだり、京小物などのお土産選びを誰にも気兼ねなく堪能できるので、ひとり旅にこそおすすめです。
(20代・女性)
ひとり旅は、なんといっても京都です。観光するもよし、買い物するもよし。京都の街並みを見ているだけでも心が和みます。お土産には一澤帆布や開化堂など、京都ならではの物も買えます。
(30代・男性)
ひとり旅なら観光客の多い人気のお寺ではなく、知る人ぞ知る日本庭園が素晴らしいお寺や、実は国宝の美術品を所蔵している穴場のお寺を狙うのがおすすめ。お庭をゆっくり眺めるだけでも日頃の雑事を忘れられます。
(40代・女性)
観光スポットを目当てにする方や、和を感じられる小物を買う方が多い傾向にある京都。
また懐石料理や湯豆腐、和スイーツなど、ひとり旅でも楽しめる京都ならではのグルメもあります。
日頃の疲れを落ち着いた環境で癒したい方は、京都への旅を検討してみてください。
【2位】ひとり旅国内の人気No2は北海道!雪景色もグルメも楽しめる
ひとり旅で国内人気第2位に輝いたのは、北海道。
海鮮料理やジンギスカンなどのグルメはもちろん、冬には一面雪景色になる大自然や夜景なども人気で、一度は訪れておきたい旅先と言えるのではないでしょうか。
北海道と言えば「冬」のイメージですが、意外にも夏の過ごしやすい季節を狙ってひとり旅を満喫する方が多いということが、口コミから判明しました。
何を食べてもおいしい。また、北海道周遊の旅をすると、ひとり旅の人と出会うことが多く、旅人同士の交流も楽しめる。小さな町や村に行くととてもアットホームで心が癒される。
(40代・女性)
新鮮な海鮮を、市場付属のお店で楽しむことができます。五稜郭もあり、歴史好きにはたまらない!
(30代・男性)
夏の北海道が好きです。とにかく涼しくて過ごしやすいし、レンタカーでいろいろなところを回れるし、ご飯は美味しい。ドライブ好きな方にもおすすめです。思い出のドライブルートは、新千歳から札幌小樽観光で一泊。余市ニセコ方面に走ったあと、洞爺湖などを抜けて室蘭まで南下、夕日をバックに並び立つ工場の景色を見て、登別温泉で一泊。翌日は、支笏湖など残された時間で見られるところを見て、最後に新千歳空港でお土産買いまくって帰る、というコース。1人で行っても全然寂しくないです(笑)。
(30代・男性)
北海道と一括りに言っても、札幌や小樽、函館に釧路、旭川に千歳など、おすすめの観光名所がたくさん点在しています。
一度だけではなく、何度も行きたくなるところも、北海道の魅力の一つでしょう。
【3位】ひとり旅国内の人気No3は沖縄!澄んだ海に癒される
ひとり旅で国内人気第3位にランクインした沖縄。
沖縄も大型連休になれば多くの観光客が訪れる、定番の観光スポットと言えますが、その魅力は何よりも大自然にあると言えるのではないでしょうか。
澄んだ海に癒され、豊かな自然で開放的な気持ちになれるのは、沖縄ならでは。また、口コミでは沖縄の独特の文化に惹きつけられる方が、多く見られました。
沖縄の文化を見ているだけで楽しい。日本ですが、日本っぽくないところに魅力を感じますね。独自の文化が感じられる唯一の場所だと思います。
(30代・男性)
日本だけど、琉球の文化があったり、米軍基地があったりする関係で、なんとなく異国情緒が感じられる。
(30代・男性)
海がとにかく綺麗でおすすめです。ダイビングやシュノーケルが楽しめます。
(30代・女性)
沖縄独自の文化と大自然に囲まれながら、癒しのひとり旅を満喫してみてはいかがでしょうか。
ひとり旅(海外)でみんなが気を付けるポイントとは?
ひとり旅初心者の方は特に、「旅先でトラブルが起きたらどうしよう」と不安に思うことも多いのでは?
ひとり旅では、何かあった時でも基本的には自分1人で解決しなくてはいけません。
上記はひとり旅経験者にきいた、「海外のひとり旅で気を付けるポイント」のアンケート結果です。
特に注目したい点は以下の3つ。
・防犯対策
・海外保険の加入
・綿密に計画
これらに加えて、「家族や友人に行き先を事前に伝えて、旅行中もマメに連絡すること」、「移動をスムーズにするためにシンプルな経路を選ぶこと」も覚えておきましょう。
それでは、注目すべき3点について詳しくご説明します。
ひとり旅で海外へ行くなら防犯対策を徹底して
ひとり旅で海外に行くのであれば、防犯対策は必須だと考えてください。治安が良い場所でも夜は危険度が増しますし、犯罪に巻き込まれる可能性も皆無ではありません。
また、少しの隙を突かれてスリにあった方もいますので、金銭の管理と治安の調査は事前に済ませておいたほうが良いでしょう。
ひとり旅で一番重要なのは防犯対策です。貴重品は分散させて身に着けておくことや、夜は出歩かない、危険スポットには近寄らないなどの基本的な防犯意識をもっておくことが重要です。また、犯罪にあったり、体調を崩したりしたときは、連絡先などどうすればいいかも前もって調べておくことが大切です。
(30代・女性)
防犯対策として、特に海外に行くときは、あまり日本人であることがバレないように気をつけています。日本人だとわかると「英語がわからない」と思われて、お金を余計に取られたりするからです。
(30代・女性)
海外ではスリが多いので防犯に気をつけるべき。また言語の問題もあるので、あらかじめ使えるフレーズを準備している。
(10代・男性)
ひとり旅で海外に行く場合、スリなどへの対策に加えて、自身が行動する時間帯にも気を遣っている方が多い傾向にあります。
海外では夜遅くまで遊べる場所はたくさんありますが、あまりハメを外し過ぎないよう、自制心を強くもっていきましょう。
海外のひとり旅は必ず海外旅行保険に加入を!
ひとり旅で海外に行く際には、防犯対策と同様に海外旅行保険への加入も必須と言えます。
何もなければそれに越したことはありませんが、慣れない旅先で病気になってしまったり、事件や事故に巻き込まれたりする危険もあります。
その際、海外旅行保険に加入していれば適切な補償が受けられますので、念には念を入れて加入しておいたほうが良いでしょう。
実際に口コミの中でも、海外旅行保険への加入をすすめる意見が多く見られました。
海外は必ず保険に加入すべきです。何度か旅先で、けがや病気で病院に行かれた方に会いましたが、医療費が非常に高額で、聞いて驚きました。
(30代・女性)
海外に行く際は必ず海外旅行保険に入るようにしている。また、交通機関での居眠りは盗難などの危険があるため、バスではなるべく運転手の近くの席に座る、乗り換えやホテルの場所などはだいたい把握しておくなどを心掛けている。そして、海外では体調不良になることもあるので氷は食べない。
(30代・女性)
海外に行く時は必ず旅行保険に入るようにしています。いざという時の医療費は高額なので、入ることをおすすめします。
(30代・女性)
特に女性は、海外旅行保険への加入を重視している傾向にありました。
ツアーなどプランの内容によっては、自動で海外旅行保険に加入するケースもありますので、旅行会社や代理店に確認が必要です。
ひとり旅で海外へ行く前に調べて、ゆとりある計画を
海外へのひとり旅経験者の中には、ゆとりのある計画を重視している方も多く見受けられました。
特に海外では、交通機関の遅れは当たり前。ストライキや事故などのハプニングなどで、急遽スケジュールを変更せざるを得ない場合があります。
ゆとりのある計画を立てていれば、そういった想定外のトラブルにも対処できますので、事前にしっかりと現地の情報を集め、ゆとりのある計画を立てましょう。
海外では言葉の壁もあると思いますので、国内旅行よりも綿密に計画を立てた方がいいと思います。また、ひとり旅ということもあり、車や料理などの負担は自分一人に全てかかってきます。大まかで構いませんので、だいたいの予算を組んでおきましょう。
(30代・女性)
ひとり旅の時は頼れるのは自分だけなので、普段以上に下調べをしっかりしていきます。海外の場合は、地下鉄のマップを事前にダウンロードしたり、その国で使えるアプリ(翻訳アプリや交通系のアプリなど)を活用したりしています。
(20代・女性)
ひとり旅で訪れる予定の観光スポットへのルートや交通機関に加えて、大体の予算も組んでおくと、必要以上に費用がかさまずに済むようです。
ひとり旅で海外に赴く際には、ぜひ参考にしてください。
ひとり旅はのんびり派?グルメ派?体験者のこだわりをチェック
国内・海外問わず、ひとり旅経験者はどのような点にこだわりを持ってひとり旅を満喫しているのでしょうか?
なかには「現地での新しい出会い」や「贅沢な旅行」などを重視している方もいましたが、アンケートで特に多い傾向にあったこだわりポイントが、以下の3点です。
・気ままな行動
・宿泊先
・食事
ひとり旅で何を重視するかは人それぞれ。しかし、ひとり旅を楽しむための秘訣は、共通する部分もありますので、それぞれのこだわりポイントを把握しておきましょう。
ひとり旅の醍醐味はのんびり&ゆっくり「気まま行動」
友人や家族との旅行ではなく、ひとり旅だからこそ、気の向くままにのんびりと過ごしたい方も多いことでしょう。
ツアーではなく、フリープランが好まれることも、「気ままに行動したい」という気持ちの裏付けと言えるのではないでしょうか。
口コミにも、ひとり旅ならではの自由さを楽しむ内容が多く見られました。スケジュールに追われがちな現代人には、何にもとらわれない、のんびり気ままなひとり旅が、ときには必要なのかもしれません。
ひとり旅は着の身着のまま。ツアーは申し込まず、行きたいところに行きたいように行く。
(30代・男性)
とにかく自分のペースで、旅先でやりたいことを全部やります!
(20代・女性)
ひとり旅の楽しみは、なんといっても自分の行きたい場所に行けることです。 あえて観光地とはズレたところに行くのも楽しいですし、いきあたりばったりで町を歩くのも楽しいです。 地元の食べ物や地ビール、たまたま目に留まったお店など、あえて調べずに行くのが面白いと思います。
(30代・女性)
また、以下の口コミのように、現地の方とのコミュニケーションを重視している方もいます。
現地の人とコミュニケーションをとりましょう。おすすめのお店や観光スポットを伺うようにしています。親切に案内してくれる人も多いです。
(30代・女性)
同じひとり旅をしている方や現地の方と交流できる「ひとり旅ならではの魅力」を、こちらのページでも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ひとり旅だからこそ宿泊施設にはこだわりたい
ひとり旅では向かう場所が自由であるのと同時に、宿泊する場所も自由です。
そのため、宿泊施設のサービス内容や設備に重点を置いて、日頃の疲れを癒したいと考えている方も多い傾向にあります。
ひとり旅の時は他の旅行者と交流したいので、ゲストハウスなどフレンドリーな宿を選ぶようにしています。
(30代・女性)
ひとり旅であれば、ホテルや旅館は少し良いところを探すようにしています。安全面もそうですが、食事や贅沢気分も味わいたいので。
(30代・女性)
しかし、それとは対照的に、以下のような口コミも見られました。
ひとり旅では、少しでもホテル代を安く抑えるようにしています。その浮いた分を食事に使いたいので。
(40代・男性)
また、以下のように、両極端な意見もありました。
「日本人が多いホテルは、良くないからおすすめしない」
「日本人が多いホテルのほうが、スタッフが親切なことが多い」
どの宿泊施設を選ぶかは、利用者がなにを求めるのかによります。
コミュニケーション重視ならゲストハウスを、ラグジュアリーさなら豪華ホテルを、その他の要素を重視するなら宿泊費を抑えるのもよいでしょう。
ゲストハウスで宿泊する魅力については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ひとり旅だからこそグルメ三昧!食事は譲れない
国内・海外問わず、ひとり旅では食事を重視する方が非常に多く、「現地の食材に触れたい」という方から、「食事のためにひとり旅をする」という方までいます。
日ごろ口にしている食事とは違った料理が楽しめるのも、ひとり旅の醍醐味と言えるでしょう。
海外国内に共通していることは、そこでしか食べられない食べ物を食べること。そして、そこでしか飲めないお酒を満足するまで飲むこと。
(20代・女性)
旅の楽しみは食事なので、現地のものを現地のお店で食べるように心がけている。海外はホテルでもいいけれど、街の食堂などにも入ってみて!ホテルより安いし、おいしいからおすすめです。
(30代・女性)
海外では、スパの設備のあるホテルを選ぶようにしているのと、バス停など立地のいい場所を重視しています。国内では、旅の目的でも変わってきますが、京都では京料理をいれてもらったり、その土地ならではの料理だったりを選ぶようにしています。 近くにコンビニがあると便利なので、それも確認しています。
(40代・女性)
国内・海外ともに、「そこでしか食べられないもの」を求める方が多いようです。また、料理だけでなく、お酒も現地ならではのものが楽しめますので、お酒好きの方はぜひ調べておくとよいでしょう。
ひとり旅の行先が決まったら、まずは綿密な調査をして、ゆとりのある計画を
ひとり旅経験者を対象に調査したアンケート内容を参考に、ひとり旅の魅力についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
ひとり旅の行き先が決まったら、まずは綿密な調査をした上で、ゆとりのある計画を立てましょう。
その上で、宿泊先やひとり旅ならではの気ままな行動、食事など何を重視するか考えてみてください。
日常から非日常に一歩足を踏み入れると、ひとり旅の魅力がきっと実感できると思います。
DANRO編集部ではひとり旅に関する様々なコラムを紹介しています。
ひとり旅で何を求めるのか、どこに行ってみたいかで悩んだ際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。