ひとり暮らし30代女。私が「ひとりカラオケ」に通う3つの理由

ある休日。誰とも会う予定がなかった私は、近所で昼食を済ませた後、ひとりカラオケへ

誰かと一緒にカラオケに行ったのは、2年くらい前が最後でしょうか。私がカラオケに行くのは、基本的に「ひとり」です。仕事の合間にカフェに寄って一息つく感覚で、ふらっと1時間、立ち寄るのです。

原則ひとりで行くことにしているのは、人とカラオケに行くのが好きではないからです。自分の上手くもない歌を人に聞かせるのは気が引けるし、相手の歌を聞いて何かしら反応を示すのもどこか嘘くさい感じがして、「何してんだろ、自分」と、いたたまれない気持ちになるから。

一方で、「ひとりカラオケ」をしに行くのは嫌いではありません。以前は年に2〜3回くらいでしたが、ここ最近は1カ月に2回くらい、行くようになりました。あまりダラダラしたくないので、毎回1時間と決めて、歌うことに集中します。

今回は、ひとりカラオケの楽しみ方や使い方、ひとりカラオケにおすすめのカラオケチェーン店などを紹介させてください。

(この記事は、2018年9月16日に旧DANROで公開されました。記事内の情報は当時のものです。新しいDANROへの移行についてはこちらをご覧ください)

ひとりカラオケに行く理由1: 思いっきり口を動かしたい

「そうだ カラオケ、行こう!」。思い立つ理由はいろいろありますが、私の場合、一番大きな理由は「言葉を発したいから」です。ひとり暮らしのため、スマートスピーカーのGoogle Homeに話しかけたり、お笑いDVDを見て笑ったりするのを除くと、自宅で過ごす休日は、言葉を発する機会がほとんどありません。

セルフタイマーで撮影(笑)。1時間、真剣に歌う

ひとりで食事に出かけた店やスーパー、漫画喫茶などで、店員さんと一言二言、言葉を交わすくらいでおしまいです。土日ともに地元から出ない(誰とも会わない)となると、そんな状態が2日続くわけで、少し心配になります。

「明日からまた仕事。2日間ろくに口をきいてない自分は、ハキハキと話せるだろうか?」と思うのです。だからこそ、言葉を発する、口を動かすトレーニングとして、カラオケに行くことにしています。

「本でも音読すればいいのでは?」なんて意見もあるかもしれませんが、歌を歌うほうがお腹から声を出せるし、自然と大きな口を開けることになるので、いいトレーニングになるなと感じています。

ひとりカラオケに行く理由2: 自由気ままに歌いたい

ふたつめの理由は「自分の好きな歌を自由に歌いたい」から。誰かとカラオケに行くと、いくら自分勝手な私とて、ある程度は気を使います。

高齢の人と行くなら昭和の曲、世代が近い人と行くなら平成の曲(それでも90年代とか00年代前半のJポップになるのでけっこう古い……)を歌うことが多いです。

ただ、あまり暗いトーンの曲はシーンとなるし、なかなか知られていない個人的趣味に走りすぎた曲も、「へー、こんな曲あったんだね?」的な対応をされて盛り上がりに欠けるので、よほど気心の知れた友人でないと選曲できません。

さらに、歌いきれなくて途中で曲を止めると、なんとも微妙な空気になります。「そんなの気にするな」と言われそうですが、あの“間”は私にとって居心地が悪いものです。

ところが、「ひとりカラオケ」に行くと、そのときの自分が歌いたい曲を存分に歌うことができます。もちろん、曲を途中で停止するのも自由。歌う曲は「何人で来たの!?」というくらい一貫性のない履歴になりますが、そのときの気分で歌えるのはとても自由で、楽なのです。

自分の趣味やそのときの気分が反映された履歴

ひとりカラオケに行く理由3: 歌の練習をしたい

3つめの理由は「歌を練習したい」から。実は、8月から週末、憧れのキャバレーに勤務していて、そのために練習しているのです。

もともとは、東京のキャバレーの老舗、銀座「白いばら」で、いつかバイトしてみたいな、と思っていたのですが、今年1月、惜しまれながら閉店しました。そんななか、都内某所に熟女キャバレーができたとの情報をキャッチ。私も面接を受けて採用していただき、キャストとして出勤し始めた、というわけです。

バンド演奏が入らない時間帯は、お客様がステージに上がって、カラオケでソロ曲を歌ったり、キャストとのデュエットを楽しんだりできます。

ほとんどのお客様が中高年の方で、昭和の曲を歌われることが多いので、曲のレパートリーを増やしたり、歌える歌に磨きをかけたりするために、ひとりカラオケで昭和の名曲や人気のデュエット曲を練習しているというわけです。

ひとりだと、特定の曲だけ延々と歌い続ける「特訓デー」にすることもでき、音を外しても気になりません。広い部屋を割り当てられたときは、振り付けのトレーニングもできます。

1982年に出た人気のデュエット曲『居酒屋』を歌っておさらい

実際、デュエットをしたいというお客様は多く、一緒に歌う機会は少なくありません。知らなかった昭和の曲にふれて、歌詞に込められたメッセージを読み解くのも楽しい。ひとりカラオケは、歌のトレーニングにも役立つのです。

「ひとりカラオケ」におすすめのカラオケ店

最後に、ひとりカラオケにおすすめのチェーン店をいくつかピックアップします。「ひとりカラオケ専門店」なる店もありますが、あえてそれ以外の店を選んでみました。

わくわくカラオケグループ

私が通っているのは、「わくわくカラオケ」グループが展開する「サウンドカフェ」。リピートする理由は自宅から近いことが大きいですが、何より嬉しいのはドリンクがセルフサービスであること。

ひとりで飛んだり跳ねたり、振り付けを加えたりしながら、ノリノリで歌っているときに、ドリンクを持ってこられると恥ずかしい……。セルフサービスだとそういったことがありません。

受付近くにあるドリンクバー。「ドリンクセルフサービス型」のカラオケのほうがリラックスできる

カラオケルーム歌広場

リーズナブルな金額で知られる「歌広場」もおすすめです。こちらもドリンクはセルフサービス。何より店舗数がとても多く、気が向いたときにさっと行きやすいのが魅力です。

「ひとりカラオケはまだしたことがない」「どこか照れがある」という方も、一度ひとりで行ってみると、まったく気にならなくなるでしょう。歌った後は爽快感に包まれるはずです。

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