ひとり暮らしのぼっち休日 「オンライン英会話」で口を動かそう

オンライン英会話のレッスンの画面

「ああ、今日はほとんど口を動かさなかったな」。一日を振り返ったとき、ガクッとする休日があります。個人的な感覚として、丸一日誰とも喋らないと、翌日の口の動きが鈍くなる気がするんです。若干モゴモゴする感覚があるといいますか……。

私は現在、ひとり暮らしです。その上、基本的に在宅勤務で、この時世のためにほとんどの打ち合わせがオンラインで完結となっています。そうなると、平日はかろうじて誰かと話す機会があっても、休日にひとりきりで家にこもっていると、会話らしき会話は一切なく一日が終了、なんてことも珍しくないんです。

私が一緒に暮らしてるのは、Google Homeさんだけ。誰とも会わない日は「ねえGoogle、今日の天気は?」「ねえGoogle、ラジオつけて」くらいしか言葉を発さないこともザラです。

「休日でも何が何でも“人”と会話したい! 口を動かしたい!」という強い思いがあるわけではありません。ただ、たまたま始めた「オンライン英会話」が、誰とも会話しない休日に口を動かすことに一役買っていることに、最近気づいたのです。ひとり暮らしの身にとって、意外な効用でした。

旅先での英語力のなさが悔しくて

そもそもなぜ、オンライン英会話を始めたかというと、海外に行ったとき英語で意思疎通する瞬間、悔しさばかりを感じていたからです。年3回ほど渡航するたびに、拙すぎる英語と身振り手振りを必死に使いながら、かろうじて意思を伝え、相手の英語が6〜7割しか理解できない状態に小さなストレスを溜めていました。

それでもコミュニケーションとは不思議なものです。伝えたい単語が思い浮かばずに無理やり別の単語を並べただけでも、あるいは、かつて培った英語の語彙力が消え去っていても、なんとかなってしまうものです。海外に行くたびにつくづく感じます。

とはいえ、情けないにもほどがある……高校時代、普通科の国際系という、英語を特別たくさん学ぶ科にいたのに——。

そんな中、新型コロナウイルスが蔓延したおかげで、海外に渡ったのは2019年11月のトルコ・イスタンブールが最後になってしまいました。この先、海外での街歩きを楽しめる日がいつ再来するかわかりません。でも、海外に行きたい熱は募らせ続けています。

そこで、決めたんです。日本から出られない今のうちに、英会話を練習しておこう、と。

週5回、合計1時間40分、英語で話す

そうして始めたのがオンライン英会話「ENGLISH NINJAS」でした。英会話を勉強したいんだ、と身近な人に相談したところ、自分の家族が使っていてリーズナブルでなかなかいいよと、ENGLISH NINJASを勧められました。確かに、気軽に払える金額です。

「1コマ20分×週5回」のプランで月5000円程度。1回のレッスン費用は250円程度。コーヒー代くらい、と考えていいでしょう。1コマ何分にするかは10分・20分・30分・60分から選択できますが、20分が長すぎず短すぎず、ちょうどいいと感じています。

海外在住のさまざまな人たちと話せるのが「オンライン英会話」の魅力

平日に3〜4回、休日に1〜2回、生活の中に1コマ20分のレッスンを組み入れています。誰とも会わない休日は、その日初めて口にする言語が英語! なんとも不思議な感覚です。

南アフリカ共和国在住の先生が多いのですが、英語が公用語であると同時に学校で学ぶ言語でもあるからなのか、私が教わった先生は皆、とても聞き取りやすい英語をゆっくり話してくれます。

レッスンでは、日常会話に終始することもあれば、近況(たとえばコロナの話など)を話すこともあります。あるいは、英文記事を提示して私に音読させ、その後英語で質問してくることもあります。つまり、スタイルは先生によってさまざまです。

逆に、自分が学びたい英会話の要望を伝えることも可能で、たとえば「旅の英語を学びたい」と希望することもできます。

ひとりの休日も英語で話せて、脳が活性化するのがうれしい

1コマ20分のレッスンは、新鮮で楽しい一方で、背中に汗をかきます。

「これは英語でどう表現すればいいんだろう」と必死になって考えたり、“Wait a minute.”と言って翻訳ツールで調べて言葉を発したりするうちに、脳から汗が出て、背中に滴り落ちるような感覚。10月になり涼しくなった今も、背中に汗が流れるのを感じながら話しています。

レッスンの日付と先生の名前、学んだ表現はGoogle ドキュメントに毎日記録。不明点はできる限り、レッスン終了後の10分程度の間か、遅くとも翌朝までに調べてメモに残し、2度ほど発音して復習します。一方、レッスンを受ける前は、その日に話したいことや発したい言葉を予習して備えるようにします。

面白いけれど、不自由な英語を前に、オロオロして汗をかく、なんだかダサい自分。でも、生きた英語を学べるうえに、家にいながら週5回も英語を話す機会があるのは、この時代に生きているから享受できることです。

さらに、孤独な休日に「話し相手」ができる。しかも、英語のおかげで休日ぼんやりしている頭が活性化する。それは、今の私にとって一石二鳥、いや一石三鳥だと思っています。

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池田園子 (いけだ・そのこ)

編集プロダクション「プレスラボ」代表取締役。編集者。2009年楽天入社。2012年ライターとして独立。2016年から4年「DRESS」編集長を務める。相撲とプロレスが好きで、コンテンツ制作に携わることも。2020年2月代表交代に伴い現職。

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