ひとりで孤独に楽しむ「没入型」デジタルアート空間、チームラボが提案

自分と作品が一体化しているーーそう感じさせる「没入型」のデジタルアート空間が7月7日、東京・豊洲にオープンします。施設の名前は「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」。先行して開かれたプレス向けの内覧会に参加し、幻想的な空間を一足早く体験してきました。

この施設は、DMMが出資する株式会社PLANETSが運営するもので、さまざまなデジタルアートを手がける「チームラボ」が作品の製作を担いました。チームラボ代表の猪子寿之さんは「身体と作品の境界が曖昧になることで、自分と世界との関係を考え直すきっかけになれば」と説明します。

非日常の世界に「没入」できる空間

施設には、7種類の大きな部屋があり、それぞれ趣向が凝らされています。

まず、入口のロッカーに靴と荷物を預けたら、裸足になって中に入ります。これは水の中に浸かる作品があるためです。取材した日は気温が30度を超える真夏日でしたが、会場の中はひんやりとした涼しさ。薄暗い廊下を通って、作品世界へと入っていきます。

さっそく、水が流れる坂にさしかかりました。「坂の上にある光の滝」と題された空間です。ここをザブザブと登っていかないと、先に進めません。水の流れは速いのですが、坂の面が滑りにくく足裏に密着するのでスタスタと歩いていけます。


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