芸人ヒロシ「学校が辛かったら登校拒否して、引きこもりのYouTuberになればいい」

「ヒロシです…」で始まる自虐ネタが2004年に大ブレイクした、お笑い芸人のヒロシさん(46)。いまはテレビにあまり登場していませんが、趣味の「ソロキャンプ」を中継するYouTuberとして活躍しています。
ヒロシさんは、自分の生き方や考え方をまとめた著書『働き方1.9』(講談社)を2018年12月に出版しました。副題は「君も好きなことだけして生きていける」。その中で、子ども時代に学校でいじめられていたことについても触れています。
DANROの連載企画「ひとりぼっちの君へ」。いじめられている人に向けて「あなたが今いるところは、広い世界の中で、ほんの小さな一点です」と呼びかけるヒロシさん。「学校や会社で辛さを感じている人も、ちょっとした工夫で幸せになれることを伝えたい」と語ります。
お笑い芸人はサラリーマンの世界

自虐ネタが流行った一発屋芸人ーー。ヒロシさんは、そんなレッテルから解放されたいと思って、この本を書きました。
「本当の俺は違うんだよ、と言いたかったんです。最初に編集者から『表紙はいつものスーツではなく、白シャツでいきたい』と言われて、それはすごくいいなと思いました。僕は番組で富士山に登るときも、『スーツを着ろ』って言われますからね…」

ブレイク時には月収4000万円を超えたこともありました。しかし、テレビのお笑いの世界はしがらみが多く、精神的に病んでしまったといいます。
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