「コミュニケーションに依存するのは危険だ」炎上弁護士・唐澤貴洋が語る「孤独論」

弁護士の唐澤貴洋さん(撮影・齋藤大輔)

「炎上弁護士」の異名を持つ唐澤貴洋さん(41)。ネットで誹謗中傷を受けていた依頼人のために掲示板の書き込みの削除請求をしたことがきっかけで、激しい誹謗中傷にさらされる身となりました。それだけでなく、個人情報の流出や殺害予告、なりすましによる爆破予告といった攻撃を受け、命の危険まで感じるようになります。

そんな唐澤さんは、ネット炎上を引き起こしている加害者は「孤独な人」だと指摘します。一方で「孤独と向き合うことは重要で、子どもにコミュニケーションの危険性を教えるべき」とも語ります。いったい、どういうことなのでしょうか。じっくり話を聞きました。

「友達ゼロ人」だった孤独な青春時代

――唐澤さんは私立の中高一貫校に進んだものの、「このままでいいのか?」と疑問を感じて、高校1年の秋に学校を中退したということですが、高校を辞めると友人が誰もいなくなったそうですね。

唐澤:友達ゼロ人です。そうなると、自分と向き合うしかありません。向き合うというか、大人になるにばどうしたらいいか、そんなことばかり考えていました。

――「早く大人になりたい」と考えていたんですか?

唐澤:自分の頭で考えて行動したいと思っていました。小学校は私立に入って、中高もエスカレーター式で大学まで行けるところに入った。でも、それは親が敷いてくれたレールで、自分で決めたわけでない。自分の考え方というのはあるのかと、本を読んだり、映画を見たりしながら考えていました。

弁護士になって半年で独立。ひとりで法律事務所を経営している

――そのとき、こういう人になりたいというロールモデルはあったんでしょうか?

唐澤:ジャーナリストになってみたいと思っていました。自分でものを考えて、取材して発表するのは面白そうだな、と。


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亀松太郎 (かめまつ・たろう)

DANROの初代&3代目編集長。大学卒業後、朝日新聞記者になるも、組織になじめず3年で退社。小さなIT企業や法律事務所を経て、ネットメディアへ。ニコニコ動画や弁護士ドットコムでニュースの編集長を務めた後、20年ぶりに古巣に戻り、2018年〜2019年にDANRO編集長を務めた。そして、2020年10月、朝日新聞社からDANROを買い取り、再び編集長に。最近の趣味は100均ショップでDIYグッズをチェックすること。

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